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新築戸建の内覧会チェックポイント!見落としがちな水回りに注意する

新築戸建の完成前に行われる内覧会は、引き渡しを受ける前の重要なイベント。できれば家族や専門家と一緒に、複数の目で確認しておくと安心です。完成後に施工業者とトラブルにならないよう、内覧会で細部に至るまでくまなくチェックしておきましょう。本記事では、内覧会に向けた準備と当日確認すべきチェックポイントについてご紹介します。

 

 

内覧会に向けた下準備

はじめに、内覧会に行く前に揃えておきたいものや事前にチェックできる項目からご紹介します。

 
図面チェック
内覧会までに、あらかじめ図面をチェックしておきましょう。扉の開閉方向の確認や照明器具の配置、家具の設置スペースの確認などは、図面から読むことが可能です。

外装の場合は、庭や駐車場にものを置いたときの動線を考えながらひと通り見ておきます。庭でガーデニングや子どもの水遊びなどを考えている方は、屋外の水栓の有無や配置についても確認が必要です。

内覧会の当日は、はじめに施工会社からの説明を聞いた後、外観のチェック、内装のチェックを1時間ほどの間に次々と進みます。そのため、質問や気になる点はあらかじめ用意しておくことをおすすめします。

 
持ち物を揃える
あらかじめ、内覧会で必要になるものを確認し、一通り揃えておくと安心です。準備しておきたいのがカメラとメジャー、懐中電灯の3つ。施工図面と確認したり、家具の設置のために細かいサイズを測るときに利用します。懐中電灯は、収納部分や水周りの隙間、床下などを確認するときに便利です。カメラは高価な一眼カメラを用意する必要はありませんが、気になる場所があればスマホ写真を撮っておきましょう。

加えて、床の傾きを確認できる水平器(もしくはビー玉)や狭い隙間の確認に便利なミラー(鏡)などを用意しておくと便利です。

 
立会人は複数人で参加
新築戸建てを購入される方の多くは、パートナーや親など誰かと一緒に住むために戸建てを購入したという方が多いでしょう。内覧会のお知らせが届いたとき、仕事や家庭の都合からひとりで内覧会に臨むケースも度々目にしますが、あまりおすすめできません。

理由は、ひとりでは肝心の完成前のチェックが満足に行えないケースがあるためです。内覧会の当日は、施工業者などに案内されながら内外を見て回るため、ひとりで話を聞きながらチェックするのは大変な作業になります。内覧会は、完成前の重要なイベントですので、できれば同居する家族全員の都合がつく日を設定するようにしましょう。

 

 

内覧会当日のチェックポイント

ここからは、内覧会当日のチェックポイントをご紹介します。限られた時間の中で見て回るため、あらかじめチェックすべき箇所を確認しておきましょう。

 
外装のチェック
外装でチェックすべき点は大きく分けて3点あります。

  • 外壁や基礎部分のキズやひび割れ、欠けの有無
  • 設備器具や玄関、バルコニーなどに腐食が発生していないか
  • 所有地の境界線は明確に分かれているか

新築戸建なのでひび割れや腐食などは発生しないのでは?と考える気持ちはわかりますが、施工に問題があった際は内覧会時点で問題箇所が露見する場合があります。こういったサインは見逃さないように、見にくい屋根や基礎部分、屋外に設置した器具の周りなどを細かくチェックしてください。

最後に挙げた土地の境界線については、内覧時には見落とされやすいものの、後に隣人とのトラブルを避けるためにも必ずチェックしておきたいところ。気になる点があれば、スマホやデジカメで写真に収めておきましょう。

 
キズ・汚れ・破損は無いか
新築住宅なので、当然キズや汚れ、破損がないのが前提となります。入居してしまうと、生活で付いたキズかどうか分からなくなるため、すべての部屋を細かくチェックしていきましょう。気になったキズなどがあれば、施工業者に確認してもらうとともに写真に収めておきます。

 
施工の精度を確認する
施工の精度は家全体に関わることなので重要な確認ポイントです。床にきしみや手すりなどの固定部分、コンセントなどをチェックして回りましょう。水平器やビー玉を準備しておけば、床の傾きをチェックすることが可能です。床は平行、柱は直角になっていることが基本なので、もし気になる点があれば施工業者に確認するとともに写真に収めておきます。

 
可動部は全て動かす
ドアや据え付け家具の扉は、スムーズに開閉できるかどうかをチェックが必要です。扉が重たい場合やガタツキなどを感じたら、その場で施工業者に確認してもらいましょう。加えて、水道の蛇口やスイッチ類に至るまで、ひと通り確認しておくとより安心です。

 
床下も覗いておく
床下や屋根裏、通気孔などもできるだけ覗き、きれいに仕上げられているか確認します。構造のチェックは一般の方には厳しいものの、仕上がり状況から多少はチェックが可能です。面倒に感じるかもしれませんが、覗ける場所はくまなく確認しておくと安心です。見にくい場所は懐中電灯とミラーを活用しましょう。

 
水回りをくまなくチェック
水回りは内覧時に見落としがちですので、忘れずにチェックしておきましょう。風呂場やキッチン、洗面台、トイレなど、水漏れや異臭の有無を念入りにチェックします。

 

 

建築士に同行を依頼することも可能

内覧会の際に、外部の建築士に同行してもらうこともできます。相場は大体5〜10万円ほどです。完成後、数十年住むことを考えれば、それほど高い金額ではないと思いますので、建築士に構造部分などを見て貰うとより安心して住まうことができます。

 

 

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2019.12.21

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