閲覧ありがとうございます。
株式会社しんやま工務店です。
本日は相当重要なところを御紹介致します。
是非最後までご覧ください。
前回の投稿で予告致しました「気密」というキーワードですが、高性能住宅を建てていますR+houseとしましてはとても重要なポイントです。
高性能住宅の3つのキーワード覚えてらっしゃいますか?
「断熱性」「気密性」「計画換気」でしたね!
この中の気密性能についても、断熱性能と同様に数値化できるんですよ。
この気密性能ってなに?ってなるかと思いますので、簡単に言いますと、お家にどれだけ隙間があるの?ってことなんです!
お家の隙間が多いとどうゆうことが起こるかと言いますと、前回ご紹介のショートサーキット、せっかく断熱性能のいい材料を使っても、断熱材が覆っていない部分があると性能を最大限に発揮しません。
そのためにお家にどれくらいの隙間があるのか確認するために、「気密測定」というものを行います。
弊社ではマーベックス社の澄家という換気システムを採用してまして、製造してますマーベックス社で気密測定もお願いしています。
前にお話ししてますとおり、気密は高性能住宅を建てる上で非常に重要な内容になっていますので、R+houseは必ず実施致しますので、この気密測定は標準になります。
ここで少しだけ深く掘り下げます。
気密性能の数字はいくつからがいいのか?
この気密性能を数字で表す値が「C値」といいまして、この数値を説明するのに次の基準が出てきます。
「省エネ基準、ZEH」というものがありまして、性能の高いお家を建てましょうと国が言い始めてできたのが省エネ基準でして、ZEHというのは専門家が定めた高性能住宅の性能数値です。
國が定めた省エネ基準には昔は表記がありましたが、今はC値の基準が削除されています。
C値の単位は㎠/㎡となりまして、例で言いますと100㎡のお家でC値が2.0のお家ですと、200㎠の隙間がある!という値になります。
身近なもので例えると、L版のはがき2枚分でして、1.0の値だとはがき1枚分となります。
お家のいたるところに空いている隙間をかき集めると、これだけの穴が開いていることになります。
さてさて、一体数値はいくつ以下がいいのか?ということになりますが、答えは1.0以下が高性能住宅の最低基準で、R+houseの最低基準もこの数値を必ず守らなくてはいけません!
そして、さらに突き詰めるなら、0.6以下がいいお家を建てる上で目標にしたいところですね。
この数値は簡単には出せません!
なぜなら、大工さんの腕が必要だからです!
弊社で担当していただいている大工さんはR+houseの施工方法を熟知し、高い技術で建てていますので高い数値を安定して記録しています。
そのためしんやま工務店では、このC値の数値を0.5以下を目標と定めています!
高い施工精度を誇りますし、お客様の大事なお家ですので、この厳しい目標を掲げています。
今までお引渡しをさせていただいたお家は0.5~0.2を記録しています。
さて、弊社のモデルハウスの数値やいかに・・・
相当隙間面積 : C = 0.4㎠/㎡
いい数値が出ました!
このレシートみたいな紙が実際の測定結果でして、最終数値は計算で1000分の1まで記録されます。
結果は0.436㎠/㎡
素晴らしい数値が出ました!
はがきに換算すると約1/3枚!
担当大工さん精度の高い仕事ありがとうございます。
完成まで宜しくお願いします!
これで性能の高いお家の大枠が出来ました。
これよりは、R+houseのもう一つの特徴であるデザイン性、おしゃれなお家になっていく工程に移行していきます。
今回は長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回からも是非見に来てください!
2021.10.11
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