設計の石田です。 今日のネタは先日ぶらっと行ってきた芦屋のヨドコウ迎賓館。 設計してる人なら誰もがご存じ世界3大巨匠の1人ライトさんの設計です。

 

https://qr.paps.jp/7cplS

 

元々造り酒屋を営む山邑家の別邸として建てられ、その後ヨドの物置で有名な 淀川製鋼所（ヨドコウ）さんが社長邸として購入されて色々あって迎賓館となりました。

 

ライトさんらしい幾何学模様に大谷石とマホガニーが特徴で屋上バルコニーから見える眺望が絶景です。 1924年竣工なのでちょうど100年経った鉄筋コンクリートの建物なんですが、 放映室でビデオを見てると鉄筋の代わりに竹を使った竹筋コンクリートが使われている場所があるそうな。

 

竹筋コンクリートは戦時中に鉄が軍事利用で優先され、品薄だった時に代替利用されたりしていたんですが それがこんな所で使われている話しが聞けるとは、、と思いつつも見れるわけでもなく。

 

その後建屋内をあちこち探索しているとパイプシャフトっぽい扉があったので 昔の配管とか見れるかなぁ、と好奇心で開けてみると、、 あらそこに竹にまみれたコンクリートが見えてるではないですか。 小舞竹に見えなくもないですが土ではないので多分これが竹筋コンクリートの一部なのでしょう。。？ とりあえず写真をパチリ。

   

歩き疲れたあとは一人しゃぶしゃぶでアルコール補給を。 元々こちらがメイン行事なので。。