設計の石田です。
今回ご紹介する建築ぶらり旅は神戸にある竹中工務店(スーゼネの)が
大工道具の保存を目的として造った博物館、竹中大工道具館。
https://www.dougukan.jp/
20年位前だったか旧館の時に一度行ったことがあるのですが
その後移転し新館となり広くなったとのことでいつか行ってみようと思っていましたが
今回やっと行くことができました。
建物も旧館は蔵のような造りでしたが、新館は和の雰囲気ですごく美しくなっていました。
この博物館、地上から見ると平屋なんですが実は地上は1階で地下が2階の3階建てになっています。
収蔵品はそれは凄いもので(3万点以上だそう)縄文時代から現代までの大工道具がびっしりと展示されていて、
日本だけでなく中国やヨーロッパの大工道具も展示されています。
日本のノコギリは基本引いて使いますが西洋は押切です。
縄文時代の物は大工道具と言うよりも石器ですね。
今回一番興味あったのが奈良斑鳩の宮大工、故西岡常一さんのコーナー。
西岡常一さんと言えば著書「木のいのち木のこころ」が有名で建築好きの人は読まれた方も多いかと思います。
この方の描いた図面や技術ノート等が色々展示されているのですが、
法隆寺や薬師寺の復興に携わった方なのでなんとなく古文書のような達筆なイメージがあったのですが
ノートを見ると意外と庶民的?に感じました。。
特に撮影禁止になっていなかったと思うので一部アップしますがもしNGだったなら教えてください。
歩き疲れたあとの今回の締めは鳥焼きで。
2024.10.21
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