設計の石田です。
さて、順番が回って来ました。
いつも建築ぶらり旅をご紹介しているのですが今回は旅ネタがなく何を語ろうかと。
少し前に建築家の大西憲司先生とお食事をする機会があったのでその時のお話を少し。
大西憲司先生は特に関西で有名な建築家です。
その大西先生の大阪府知事賞を取られた高槻富田のコートハウス。
https://www.aba-osakafu.or.jp/architects/2022/award65_01.html
you tubeでも上がっていましたがこの動画の中で世界一有名?な照明器具
ルイスポールセンのPH5がダイニングに映っていました。
(ルイスポールセンはメーカー名でデザインはポール・ヘニングセン)
(大西憲司設計工房HP)
照明器具は皆さんも色々好みやこだわりがあって新築時に最も夢が膨らむインテリア商品の一つだと思います。
建築家の方たちも自分の愛用する照明器具を持たれている方も多く、たとえば
伊礼智さんは同じくルイスポールセンのトルボーをよく使っておられます。
(Instagram · satoshi_irei)
中村好文さんは自らデザインされたPERA(ペラ)
(高岡銅器団地協同組合)
等々
なので大西先生はPH5がお気に入りなのかぁ、と思っていたのですが食事中に偶然その話しが出ました。
お話を聞くと実はあのPH5はお施主様の支給品だったとのこと。。さすがお施主様もセンスの良い方でした。
ちなみにPH5の奥に写っているのが同じくルイスポールセンのエニグマで
これは日本人の内山章一さんがデザインしたものです。
私もたまにプレゼンパースではダイニングにトルボーを入れてみたりします。
間取りが決まった後はバトンタッチなのでここまでのお遊びですが。。
PH5も入れてみようと思うのですがなかなか合うプランに出会えません。
PH5は薄暗い中にポツンと灯された雰囲気が似合う照明器具なので
ほとんどのお客様はLDKはとにかく明るくと希望される方が多く、
明るいダイニングだとあまり雰囲気が出なくて。。
気密断熱も大事ですがやはり建築って空間に惹かれますね。
2025.01.14
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