「できるだけ安い物件がほしい」「状態のいい中古物件を見つけたい」など、誰でも優良物件を見つけたいはず。
一方で、外観や内観を確認し構造部分は専門家に依頼するなど、細かく物件をチェックする必要があり、よく分からないと感じてる方も多いでしょう。本記事では、中古の一戸建てをチェックするポイントを7つにまとめました。
合わせて、大阪市城東区の中古一戸建ての平均価格をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
中古物件を探す際には、ご自身の目で細部まで確認することが大切です。構造部分やローンの問題などは、専門家の知識を借りて失敗しない家探しを行ってください。家探しのポイントを7つにまとめたので、ひとつずつ確認していきましょう。
ポイント1.土地「中古物件は立地の良い物件が見つかる」
中古の一戸建て探しのメリットのひとつが「立地の良い家が見つかる」こと。
新しい家は土地が空かないと建てられないため、暮らしやすい場所にはすでに家が立っていることが多いです。中古物件であれば、土地周辺の人気が高まる前から建っていたこともあり、好条件の物件が見つかるケースもあります。
立地の良い物件は、暮らしやすさや後の売却時にも有利ですので、まずは立地にこだわって探してみるのがおすすめです。
ポイント2.築年数「古い物件は住宅ローンが組めないことも」
中古物件探しで見過ごされがちなのが、築年数と住宅ローンの関係です。
各種住宅ローンには、さまざまな条件が定められています。新築の場合は、年収条件などお金の面以外は、あまり問題になりません。
それに対して、中古物件では、購入予定の家がローンの条件に合わず、ローンが通らないケースもあるので注意が必要です。目安としては「築20年以上かどうか」がひとつのポイントになります。
築20年を超えた木造一戸建ては「住宅ローン控除が受けられない」ことに加えて、住宅ローン自体も組めないケースがあるため、ローンの利用を考えている方は事前に住宅ローンについても調べておきましょう。
ポイント3.構造「専門家に確認してもらう」
住宅の構造部分は、素人では判断できない部分が多いため、専門家である建築士を呼んで見てもらうしかありません。
建築士は、設計図面を元に建物の構造をチェックし、耐震補強が必要かどうか、傷んでいる部分はないかなどを確認してくれます。その際に、補修にいくら掛かりそうかを聞いておくと、予算を立てるときの参考になるのでおすすめです。
さらに、築年数が新しい物件であっても安心はできません。中には、行政の確認済み証をとっていないケースも有るためです。安心して長く住める物件を見つけるためにも、外部の建築士による構造のチェックを行いましょう。
ポイント4.外観「ひび割れはないか」
中古物件の外観は、見た目以上に構造や建物全体へのダメージが発生しているケースがあるため、注意が必要です。
外観のチェックポイント
・外壁のひび割れや目地材がボロボロになっていないか
・屋根はズレや剥がれ、雨樋(あまどい)の破損や歪みはないか
・軒裏に雨シミはあるか、割れなどは発生しているか
・基礎にヒビが入っている、一部が浮いていることはないか
この中でも、基礎の部分はくまなくチェックするようにしましょう。基礎の問題は、建物全体の強度に関わっており、補修の際にも多額の費用がかかることも多いためです。
ポイント5.室内「間取りと収納スペースをチェック」
室内は、生活に大きく関わる部分ですので、建て付けやきしみなどの機能性だけでなく、使い勝手も確認が必要です。
外観のチェックポイント
・扉や窓はスムーズに開け閉めできるか
・クロス・壁・フローリングに浮きや剥がれ、ひびはないか
・全ての部屋の間取りを確認し、使い勝手を考えてみる
押入れや床下収納など、開閉できる場所は全て一度開けてみるようにしましょう。開閉しにくい場合は、部屋や建物全体に歪みが発生しているケースがあるので、気になったら建築士に見てもらうのもおすすめです。
ポイント6.設備「水漏れや歪みの有無」
設備面を全て一新すると非常にお金がかかります。交換が必要なところとそのまま使えるものを、あらかじめチェックしておきましょう。
設備のチェックポイント
・風呂場やキッチン、洗面台の水漏れやしみはないか
・カビ臭いところはないか
・コンセントの配置はどうか、電気の容量は十分かどうか
特に、痛みやすい水回りの設備は入念にチェックが必要です。万が一、水漏れが発生していた場合には床材や壁が腐っているケースも考えられます。電気容量やコンセント周りのチェックも忘れずに行いましょう。
ポイント7.予算「物件価格は適切かどうか」
中古の一戸建ては、当然、新築に比べて価格が安いのが魅力です。
土地や床面積の広さなどが同条件の新築に比べて、かなり費用を抑えることができます。一概にいはいえませんが、1日でも人が住んだら新築時の10%ほど価格が下がるとも言われるほどです。
こうした、築年数が浅く、ほとんど人が住んでいない物件も時々出回ります。築年数が浅ければ価格が安いことに加えて、リフォーム代を抑えることもできますよ。
大手住宅情報サイトを参考に、城東区の中古一戸建ての目安をご紹介します。大手S社の城東区における、建物面積別の平均額と築年数別の平均額は次のとおりです。(2019年11月時点)
建物面積別の平均額
築年数別の平均額
城東区でお住まいを探している方は、こちらの中古物件の相場をぜひ参考にしてください。城東区の新築の一戸建ての相場については「城東区の新築戸建ては安い?平均購入価格を大阪市17区と比較!」から確認できます。
2019.11.17
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