新型コロナウイルスによって、私たちの暮らし、なかでも働き方が大きく変わろうとしています。働き方と密接に関わっているのが、住むエリア。「都心に近い」「通勤が便利」という理由で人気だったエリアに住むメリットが薄れ、新しい価値観が生まれつつあります。ならば、アフターコロナで注目のエリアは?私たちの街・大阪市城東区は?これからの物件探しのポイントを考えてみましょう。
感染症拡大防止の観点から、すごい勢いでリモートワークやテレワークが拡がりました。リモートワーク専用の作業スペースを確保したり、必要な機材や家具を買い揃えたりと、暮らし方にも変化が。これによって、感染が終息したとしても、以前のような満員電車での通勤を強いられる生活には戻れなくなりました。在宅勤務が可能な会社であればなおさら、地価や家賃が高い都心に住むメリットはなく、コロナの前と後で、住むエリアへの人々の価値観は大きく変わると考えられています。
背景には、インターネットの技術が進んだことによる、パソコンやスマホが一台あれば仕事ができる環境が整備されていることも大きいでしょう。業種にもよりますが、メールやLINE、Chatwork、Slackなどのメッセンジャーサービスを活用すれば、問題なく仕事が進められるケースが増えています。
ひと昔前は、つながらない・固まる・聞こえない等々のトラブルが多かったテレビ会議も、技術の進歩から品質が著しく向上。対面とさほど変わらない情報量でやりとりができるようになっています。WEB会議サービスの Zoomも浸透し、オンラインでの商談や打ち合わせが常態化しています。このような「どこでも働ける」環境が整備されてくれば「都心だから」という優位性は薄れ、自分の住みたい場所、働きたいところを選ぶことが可能になります。
自分の住みたい場所、働きたいところを選ぶことが可能な時代に選ばれるのは、自然の豊かさや治安の良さ、乗り継ぐことでつながる公共交通機関、充実した教育環境、オリジナリティのある店舗が多いユニークな街文化…などなど。「必ずしも合理的でないが、自分だけのこだわりや基準がある人」に選ばれるには、多様な価値観を受け入れることができる、街としての懐の深さや包容力が求められます。
大阪市城東区は、歴史のロマンが感じられる天守閣をはじめ、四季折々の花木が彩る大阪城公園にも近く、気軽に自然に親しむことができるエリアです。子育て関連の体験イベントなど、地域イベントを積極的に行っており、城東子育て支援センターや一時預かりの保育施設も充実しています。また、京橋駅はJR大阪環状線で大阪駅から3駅の場所に位置し、福知山線や東西線とも直結。京阪電鉄やOsaka Metroへの乗り換えもできる主要ターミナル駅として機能しているため、大阪市内を網羅するアクセス網はもちろん、京阪神の各エリアにもスムーズに移動できるなど、充実した公共機関が整っています。
人口が密集しているため、大型のショッピングセンターなどはありませんが、スーパーやドラッグストアなど日用品を購入する場所が多く、買い物には困りません。街には、小さな資本で始められる個人経営の飲食店も点在し、オリジナリティのある街文化が形成されています。そんな生活利便性にも優れた城東区には、次々と新しいマンションや商業施設が建設。建物や人の入れ替わりが活発で、街全体に活気があるのも特徴です。新しく移り住む人たちを受け入れるおおらかさや包容力があるため、アフターコロナの住みたい街として注目のエリアだと言えるでしょう。
そんな大阪市城東区でマイホームを取得するなら、狭小住宅でも採光や通風を確保し、収納を豊富に設けることができる、設計力のある建築会社を探しましょう。新築ならば、築古の長屋を切り離して建て替えるなどの施工技術力が必要に。立地や接道状況によっては「再建築不可」という物件もあるため、ホームインスペクションや耐震診断ができてリノベーションにも対応できる、設計・施工共に技術力のある会社を選びましょう。
2020.06.29
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