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リノベーションで戸建てを再生。進化を遂げる、快適でおしゃれな空間

「外観にも自分らしさが感じられる家がいい」「庭がほしい」という方は多いですが、戸建てを新築するにはそれなりの予算が必要に。

土地を取得するところから始めるとなれば、「希望するエリアで土地が見つからない」「予算では手が届かない」「どうしたら実現できるのかわからない」等々の課題に直面し、諦めてしまう方も多いようです。

ならば、新築にこだわらず、中古住宅をリノベーションしてみてはいかがでしょうか?イマドキのリノベーションは技術の進化やデザイン力が向上していることもあり、快適でおしゃれにつくり変えることが可能です。古くなった実家を受け継がれた方も、懐かしさや思い出を残しながら、安心して暮らせる家へとリノベーションしてみませんか?

今回は、築古の長屋再生や倉庫スペースのコンバージョンなど、進化を遂げる戸建て住宅のリノベーションについてご紹介いたします。

 

外観も内観も思い通りに大変身!ここまでできる⁉ 戸建てのリノベーション

白紙の状態から設計士とつくる注文住宅だと予算が合わず、あらかじめ決まった間取りのパターン集から選ぶことも多い、新築戸建て。

建売住宅の場合も、間取りや仕様が決まっているため、もっと自分たちらしくデザインできるリノベーションへの注目が高まっています。もちろん、新築で注文住宅を建てるほどの費用もかからない点も魅力です。

あらかじめ指定された仕様の中から選ぶ新築と違い、配色や素材の質感にもこだわれるリノベーションは、使う色やテクスチャーにこだわることで、憧れの外観デザインやインテリアを叶えることが可能です。

和風だった外観を洋風につくり変えることも、壁に向かって家事をするキッチンを家族との笑顔が絶えないアイランドキッチンに変更することも、長屋を味のあるショップに、倉庫だった場所を住宅兼ワークスペースにつくり変えることも、自由自在。天井裏に空間がある場合や2階以上の階層がある場合は、天井を抜いて吹き抜けをつくることで驚くほどイメージが変わり、明るくのびやかな空間になります。

リノベーションで戸建てを再生。進化を遂げる、快適でおしゃれな空間

 

古さと新しさの共存。戸建てだからできるリノベーション実例

かなり古くなった家でも、素材や意匠に、驚くほど良いものが使用されていることがあります。

活かせるものは大切に残して、新居に活かすことができるのも、リノベーションの良いところです。以前の梁や柱をインテリアの一部として採り入れることで、新築とはまた違った味のある空間デザインが実現します。

また、古い家には今の時代では入手困難な意匠性の高いガラスや、欄間、取っ手、古建具などが使用されていることもあり、新しい空間と上手く調和させることで、JAPANESE MODERNな空間へと再生することができます。

 

窓交換だけでも快適に。断熱リフォームで、夏は涼しく、冬は暖かく

築古の戸建ては、そもそも断熱材が使用されていなかったり、窓に単板ガラスが使用されていたりと、現在の新築住宅基準を下回っていたりする場合も。

それが理由で中古住宅の購入に踏み切れない方もいらっしゃるようですが、リノベーションで向上させることが可能です。

家の暑さ寒さの原因となる古い窓を、新築にも使われている最新の樹脂窓へ変える場合は、今ある窓枠に新しい窓をかぶせて設置するカバー工法という方法もあります。

これなら半日ほどで工事完了。パパッと気軽に、それでいて抜群に快適な住み心地へと生まれ変わります。

リノベーションで戸建てを再生。進化を遂げる、快適でおしゃれな空間

 

築40年超(1981年6月以前の建築物)なら、耐震診断も

日本は地震大国。いつ、どこで、大地震に見舞われるかもしれません。ですが、現行の「新耐震基準」が適用されたのは、1981年6月以降。それ以前に建築確認を受けた建物は、旧耐震基準が適用されているため、震度6~7程度の大きな地震に遭うことを想定して建築されていません。

耐震性能は、耐震診断と必要に応じた主要構造部の補強によって、向上させることができます。

構造計算によって、建物にかかる重さや、地震や台風によってその重さが力としてどのように伝わるか、またその力に耐えられるか、地震や台風によって建物がどんな影響を受けるか、大地震の際の倒壊の可能性などを調べ、必要な補強を行います。

リノベーション会社の中には、高度な建築知識が必要な構造計算には対応していない会社もあるため、戸建てのリノベーションを依頼する場合は注意が必要です。

特に、現在の新耐震基準を満たさない築40年超の1981年6月以前の建築物の場合は積極的に耐震診断や改修が進められており、地方自治体には補助支援制度(補助金等)もあるので、リノベーション会社に確認してみましょう。

 

注意すべきは「解体してビックリ」。追加費用の発生はもちろん、依頼先選びも重要

外から見る分には何ともないのに、壁や天井を撤去すると、思わぬ状態になっていることも多いのが、戸建てのリノベーション。

シロアリが発生し、柱のほとんどの部分が腐っていた、ということも。この場合、柱を交換したり、シロアリ駆除のための揖斐剤を散布したりと、専門的な作業がともなうため、その分、追加費用が必要となりますし、それだけの大掛かりな工事に対応できる依頼先を選ぶ必要があります。

「解体してビックリ!」に直面した際にでも、匙を投げずに真摯に対応してくれるリノベーション会社を選びましょう。

リノベーションで戸建てを再生。進化を遂げる、快適でおしゃれな空間

2021.02.15

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