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暮らしにゆとりが生まれる、楽しいセカンドリビング。あなたならどう使う?

一般的に、1つの家にLDK(リビング・ダイニング・キッチン)は1つ。

でも、LDKとは別に、家族がくつろげるセカンドリビングというスペースをつくると、暮らしにゆとりが生まれ、抜群に楽しくなります。

セカンドリビングと言えば、二世帯住宅や一戸建ての2階スペースにあるイメージですが、ライフスタイルに合う自由な空間としても注目されており、マンションでも見かけるようになりました。

居心地のいいリラックススペースや用途を決めずに使える多目的ルーム、家族の成長に合わせて使える部屋、趣味部屋、キッズスペース、アウトドアリビング…などなど。

いろいろな活用方法や楽しい空間が人気となり、新築やリフォーム・リノベーションをする際に採り入れる方が増えています。

今回はそんなセカンドリビングの活用方法についてご紹介します!

 

メインリビングとは別のくつろぎ空間をつくる。セカンドリビングの役割とは?

カンドリビングとはその名の通り2つめのリビングです。

1階に家族がくつろぐメインリビングがある場合、2階にもセカンドリビングをつくることで、2階でも家族と一緒に読書をしたり、ゲームをしたり、テレビを観たりしてくつろぐことができます。

1階のリビングまで行かなくても、家族が一緒に過ごせるゆとりの空間。それがセカンドリビングです。

最近は、個室中心のお部屋にこもりっきりの暮らし方よりも、のびのびと過ごせる、大空間を緩く区切る間取りが増えています。

そんな家族の気配を感じながら過ごせる間取りが主流の今、セカンドリビングのような役割のスペースが求められているのかもしれません。

セカンドリビングの配置場所にはルールはなく、それぞれの住まいと暮らし方に合ったものでOK

廊下などのスペースを少なくし、個室を少しずつ小さく計画することで、セカンドリビングをつくることができますので、ぜひ挑戦してみよう。

 

趣味を楽しむ空間として活用。家族が、思い思いの時間を楽しめるように

セカンドリビングの活用方法として思いつくのが、プロジェクターで大画面に投影した映画鑑賞用のホームシアターや家族みんなで利用できる大きな本棚を設置したファミリーライブラリー、世界観に没頭できるゲームスペースなど、趣味を楽しむ空間として活用するケース。

ヨガマットを敷いてからだを鍛えるトレーニングスペースとして活用するのも、畳を敷いて、ゴロンと横になって漫画を読み耽るのも楽しいですね。

家族が思い思いのことをして楽しめる、多目的スペースとしての活用が人気です。

 

リビングの中にもう一つリビングをつくる。リビング イン リビング スタイル

LDKにある程度の広さがあるのなら、リビングの一角にセカンドリビングをつくるアイデアはいかがでしょうか。

写真は、小上がりの畳スペースで、掘りこたつ仕様になっています。

畳スペースの下は日頃使わないものを仕舞っておける収納としても活用できます。

このような小上がりのスペースを設ける他にも、リビングの一角に、雪国のかまくらのようなおこもりスペースをつくるアイデアもあります。

周囲の視線を遮るおこもりスペースは、リモートワークの書斎スペースとして利用すれば集中力がアップしそうですね!

小さなお子さんがいるご家庭のお昼寝スペースや遊び場としても重宝しそうです。

 

建物の広さが足りないなら、庭やバルコニーをセカンドリビングに

「広さが足りない」「間取り的にセカンドリビングをつくるのは難しい」という場合は、庭やテラス、ウッドデッキをセカンドリビングにしてみてはいかがでしょうか。

外とつながる開放感は、アウトドアリビングとも言われ、自然光がたっぷりと注ぐ気持ちのよい空間をつくります。

リビングとつながるウッドデッキや、テラスと同じタイルを施工した空間は、家の中と外との境界線が曖昧になり、視線が外へと拡がり、実際の面積以上に感じられます。

外で食事をしたり、季節のイベントを楽しんだりと、贅沢な気分になれるセカンドリビングです。

敷地にゆとりがないケースや庭がないお宅であれば、バルコニーやベランダをセカンドリビングにするアイデアも。

それならマンションでもセカンドリビングをつくることもできそうですね。

ただし、マンションのバルコニーはリフォームやリノベーションができないケースが多いため、管理規約を確認したうえで行ってください。

非常時の避難路をしっかりと確保することも忘れずに、セカンドリビングを計画してみてください。

 

二世帯住宅におけるセカンドリビングの役割

二世帯住宅ではやっぱり、セカンドリビングがあるのとないのとでは違ってきます。

二世帯住宅を計画されているなら、ぜひともセカンドリビングをつくることをお勧めします。

2つの世帯が1つの屋根の下で暮らすことから、自然と2つめのリビングをつくることになり、二世帯住宅はセカンドリビングを設けるケースが多いです。

なかでもLDKから水まわりまでの空間を共有するタイプの二世帯住宅であれば、2つめのリビングがあるだけでプライバシーを確保できる空間ができるため、気持ちにゆとりが生まれます。

ほどよい距離を保ちながら、どちらの世帯も気兼ねなく過ごせる、快適な二世帯住宅が実現しますよ。

 

まとめ

家で過ごす時間が増えた今、圧迫感のない、つながりのある間取りを希望されている方が増えています。

その一方で、家族が一つの場所に集いながらも思い思いのことができる、一人で過ごせる空間も必要とされています。

ライフスタイルが多様化していることと同じように、セカンドリビングの使い方も多様化しています。

セカンドリビングは、従来の間取りに縛られることのない、もっとフレキシブルに過ごせるフリースペースとして進化を遂げています。

ぜひ、新築やリフォーム・リノベーションをする際には、間取りのアイデアの一つとして採り入れてみてください。

2022.06.23

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