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注文住宅で人気の間取り。後悔しない決め方のポイントとは⁈

建売住宅やセミオーダーの規格住宅とは異なり、自由設計の注文住宅は選択の連続。

特に間取りは、暮らしやすさに直結するため、迷いますよね。

「良い間取り」「人気の間取り」を参考に計画しても、その家に住む家族の人数や年齢、ライフスタイル、価値観によっては参考になるとは限りません。

子育て世代と言っても、小さな子どもがいるお宅と思春期のお子さんがいるお宅では求めるものは異なります。

インドア派、アウトドア派でも異なるでしょう。

そのため、「いいな」「便利そう」と思う間取りでも、わが家には合うのか、じっくりと考えてみる必要があります。

そこで今回は、注文住宅で人気の間取りやレイアウトをご紹介するとともに、メリットやデメリット、ポイントを解説。

自由にプランニングができる注文住宅だからこそ、人気の間取りをそのまま鵜呑みにするのではなく、ご自身に合った方法で採り入れましょう。

 

 

人気は、ワイワイと楽しく家事ができる、囲める「オープンキッチン」

キッチンはもはや、家の端っこに計画された寒くて暗いイメージではありません。

キッチンに立つのも男女平等

ご夫妻はもちろんお子さんたちも一緒に、ワイワイと楽しく利用できるオープンなキッチンが大人気です。

食事の支度も後片づけも、コンパクトな動線だからスムーズ。

お子さんが小さいうちは、キッチンに立ちながらもフロア中に視線が届く対面キッチンだと安心です。

また、お子さんが大きくなってからは、キッチンの近くに階段をつくることで、自然な声掛けが可能に。

作業台の広さを活かしたライブキッチンや、キッチンを囲んで食事ができる囲炉裏端風のキッチンも、新しいキッチンのスタイルとして人気です。

オープンキッチンのデメリットは、においがお部屋中に広がること。

焼き魚や焼き肉、揚げ物、スパイシーなエスニック料理を楽しまれる場合は、パワフルなレンジフードを採用したり、消臭効果に優れた機能性内装材(エコカラットタイルなど)を施工したりと、ちょっとした工夫が必要です。

 

 

 

収納力+デザイン性。空間と調和するパントリー&造作家具

共働きのご家庭が増え、また防災意識の高まりもあり、食品の備蓄庫(パントリー)が人気です。

水、お茶、ビールなどのペットボトル飲料や缶飲料のストックをはじめ、米、乾物、レトルト食品、缶詰など常温で保存可能な食材収納としても重宝します。

また、電子レンジや炊飯器などの調理家電を設置するカウンターや、食器を仕舞うカップボードなども設置することから、これらを統一感のある造作家具として設置される方も。

お部屋のサイズやインテリアに合わせてオリジナルで造り付けることができれば、スッキリとした印象に仕上がります。

ただ、注意する必要があるのが、造作工事に慣れていない依頼先だと割高になること。

依頼先の施工例などを確認し、造作工事が得意な会社なのか、事前にチェックしておきましょう。

 

 

 

共働きの増加で大人気!室内干しスペース&ガス衣類乾燥機

動線はとても重要です。

無駄なく、流れるように作業ができるように計画することで、家事負担まで軽減するのが間取りのすごいところです。

注文住宅では、家事ラクを叶える動線や間取りが大人気。

また、共働きのご家庭の増加に加え、黄砂や花粉の飛来から守る意味もあり、洗濯を夜にするケースや室内干しが増加。

脱衣室を広く設けて室内干しができるスペースを確保されるケースや、ガス衣類乾燥機を設置されるケースなどもあります。

それぞれある程度の広さのスペースが必要なため、事前にしっかりと計画をしましょう。

例えば、ガス衣類乾燥機の設置には、あらかじめガスの引き込み工事を行う必要となります。

「今すぐ設置するわけではないけど、近い将来購入するかも」という方は、ガス栓の増設についても工務店に相談しておきましょう。

 

 

 

憧れは女優部屋!ウォークインクローゼット&シューズインクローゼット

収納する物の高さに合わせて棚の高さを変えられる「可動棚」や、ハンガーに吊るして収納できる「クローゼット」、同じ形状のかごを並べてその中に収納する「かご収納」など、収納術は様々。

シューズインクローゼットやウォークインクローゼットといった、空間をまるごと収納スペースとして活用できるタイプも人気の間取りです。

魅力は、何でも収納しておける広さと、バックヤードとしての機能性。

特に玄関、洗面所、リビングなど、スッキリとした状態を保ちたい場所の近くにあると便利です。

例えば玄関のシューズインクローゼットには、ご家族分の靴、傘、コートなどのアウター類はもちろん、ベビーカー、三輪車、外遊びに使うボール類、嵩張るキャンプ用品やゴルフバッグなどの収納にも便利です。

腰かけられるベンチを設けたり、床を泥汚れに強い水洗いができる素材にしたりと、ご家族のライフスタイルに合わせて採り入れましょう。

ウォークインタイプの収納のデメリットは、人が入って作業ができるだけの、ある程度の広さが必要になること。

広さが確保できない空間でウォークインスタイルにこだわると、デッドスペースが生じるために使いづらく、充分な収納スペースが確保できません。

狭小住宅では壁面や小屋裏、小上がりの空間の畳スペースの下、床下などに目を向けてみましょう。

 

 

 

まとめ

どんな間取りでも、メリットもあればデメリットもあります。

また、流行もあります。

人気だからと言って何でも叶えようとするのではなく、「人気」の理由を冷静に判断するところから始めましょう。

「わが家に合うのか」「本当に必要なのか」を、プロとしてアドバイスをしてくれる、信頼のおける工務店に依頼できることが最も大切なことかもしれません。

 

2023.05.01

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