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ベランピングで快適タイムを過ごそう!新築で採り入れるコツや注意点とは

近年、キャンプやグランピング、BBQ、テントサウナといったアウトドアライフが人気です。 身近で楽しめる空間として注目されているのが「ベランピング」。 ベランダとグランピングを合わせた造語で、自宅のベランダやバルコニーを使って、家族や友人たちとアウトドアを楽しむおうち時間の過ごし方を言います。 ベランピングは、コロナ禍のブームを経た今でも人気は継続しています。 やりたい時に、すぐにできて気軽にリフレッシュすることができる、おうち時間の新しい過ごし方として定着しました。 今回はそんなベランピングを、新築をする際に採り入れるコツと注意点をご紹介します。      

新築をするなら絶好のチャンス!ベランピングに挑戦しよう

  ベランピングは、ベランダやバルコニーにイスとテーブルを置けばOK。 空を見上げながらコーヒーを飲んだり、星空の下でお酒を楽しんだり。 風や光に親しみながら過ごすアウトドア空間をつくることで、開放感を楽しめるでしょう。 ただ、一般的なベランダやバルコニーは奥行きが1m程度と狭く、家族で過ごすには使いづらいかもしれません。 奥行きのほかにも、快適に過ごすための設備や仕様にもこだわりたいもの。 だからこそ、一戸建ての新築を計画されている方こそ要チェック!ベランピングが楽しめるベランダやバルコニーを実現する絶好の機会なのです。      

家の中の空間と一体化するように計画

  ベランダやバルコニーをリビングなどの空間とつながるように計画すれば、実際の面積以上の空間として感じられます。 開放感が高まり、おうち時間がより一層楽しめますよ。 2階にLDKを配置する間取りなら、床と同じ高さでベランダやバルコニーが一体化させることで、視線が外へと広がり、空間自体が広々と感じられます。 寝室とベランダがつながるように計画すれば、リゾートホテルのプライベートバルコニーのような空間に。 日中は広がる眺望が楽しめ、夜は星を眺めながら過ごせるなど、開放感あふれる間取りが実現します。      

周囲の視線を遮る工夫

  ベランダやバルコニーは、家の中とつながっているとはいえ、ほぼ外部です。 当然、周囲の視線が気になります。おススメは、目隠しとなる立ち上がり壁やフェンスを設置すること。 外でありながら室内で過ごすのと同様のプライバシーに配慮した場所になるため、リラックス効果は抜群です。 他にもガーデニングも兼ねたラティスや、必要な時だけに立てかけるすだれやよしずなどを活用する方法もあります。 観葉植物を並べたり、ゴーヤやヘチマ、朝顔などで緑のカーテンにしたりする方法も、夏の直射を遮る効果があり、快適です。      

水栓とコンセントを設置

  ぜひとも設置したいのが、水栓とコンセントです。 水栓がないと、お湯を沸かしてお茶を飲むにも、誰かが台所などで水を汲んでくる必要があります。 また、コンセントがあればホットプレートで調理が可能。 家族や仲間とBBQやキャンプ料理が手軽に楽しめます。    

床材の工夫

  ベランダやバルコニーの床材には、ウッドデッキパネルやタイルなどが適しています。 ベランダやバルコニーには、防水に強い仕上げ、もしくは水をためずに流れやすくした仕上げになっているため、イスやテーブルなどを置いた際に、防水層をキズつけない役目も果たしてくれます。 置くだけのウッドデッキパネルであれば、掃除やメンテナンスの際の取り外しも簡単です。 ペットを飼っている方なら、愛犬や愛猫の小さな脚にも負担が少ない素材や人工芝などもあるので、検討してみよう。      

こまめに掃除、点検、メンテナンスを実施

  快適なおうち時間を過ごすためのベランピングですが、定期的に掃除や点検、メンテナンスを必ず行いましょう。 ベランダやバルコニーは屋外にあるため、雨や風、紫外線などの影響を受けています。 排水口にゴミがつまると、雨水が溢れ、屋内や壁に染み出してしまいます。 特にコーキングは数年で劣化が始まるため、ひび割れなどが発生していないかこまめに確認しましょう。 定期的な掃除や点検、メンテナンスを行うことで、劣化を防止し、大掛かりなリフォーム費用を抑えることができます。    

まとめ

  今回の記事では、一戸建てを新築するタイミングだからできる、ベランピングのコツと注意点をご紹介しました。 アウトドアを楽しみたいと思っても、なかなか休みがとれない、遠くまで外出できないという方に最適の、自宅で手軽にリフレッシュできる「ベランピング」。 おうち時間が快適になる広さを感じる間取りや、メンテナンスに適した素材の選び方などは、ぜひ信頼できる工務店までご相談ください。      

2024.07.29