子育てをするなら、地域の治安はもちろん、親子が地域とつながれる支援制度があることも重要なポイントです。
孤立した子育てではなく、パートナーや地域とも連携して行える環境が必要だからです。
加えて、いざとなった時に頼りになる医療機関や、身近にある公園、教育環境なども気になります。
そこで今回は、子育て世帯にとっても暮らしやすい大阪市城東区について、データなども交えて紹介します。
ぜひ参考にしてください。
大阪市城東区は昔、上町台地の東側に広がる難波江(なにわのえ)とか難波潟(なにわがた)と呼ばれる海でした。
やがて、淀川と大和川から流れ込んだ土砂によって陸地が形成。
その後、平安時代からは京都と大阪を結ぶ交通の要として発展し、様々な歴史の舞台になりました。
城東区という名前の由来は、大阪城の東側にあるから。
東西に寝屋川と第2寝屋川が流れ、南北に城北川、平野川、平野川分水路が通じるなど、河川に囲まれているのが特徴です。
0~4歳 156人
5~9歳 158人
10~14歳 136人
大阪市城東区の0~14歳の子どもの数は450人で、区の総人口6291人の7%に該当します。
大阪市の総人口に占めるこどもの割合も9.5%(令和6年9月末日)から見ると、少し少ない割合だと言えるでしょう。
参考:大阪市公式「令和6年9月末日 住民基本台帳人口・外国人人口」(2024年10月17日)より
https://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000006893.html
ですが、大阪市城東区は待機児童数ゼロ。
保育園に預けやすい環境が整っているため、仕事と育児が両立しやすく、子育てがしやすい街だと言えるでしょう。
公立3か所、民営施設1か所
私立21か所、認定こども園9か所
地域型保育事業10か所
豊富な選択肢があり、選びやすいので便利ですね。
それぞれの保育施設の令和7年4月からの募集数については、以下のサイトよりご確認ください。
参考:大阪市城東区の公式サイト(2024年9月9日)
令和7年4月からの保育施設等の募集数について
https://www.city.osaka.lg.jp/joto/page/0000633550.html
※募集数は児童の入退所や保育施設の事情等により公表している数字から変更になる可能性があります。
大阪市城東区には総合病院や診療所などの病院が豊富なので、安心して暮らせる街だと言えるでしょう。
また、小児科もたくさんあります。
小児科専門医がいる病院も、吉田こどもクリニック、大道会ボバース記念病院、おおにし内科・小児科、大阪府済生会野江病院、にのみやこどもクリニック、すみれ病院など。
地域に根差した信頼できる医療機関が豊富です。
区内には9つの幼稚園、17の小学校、9つの中学校、4つの高等学校があります。
教育環境が整っているため、毎日の通学も通いやすいでしょう。
参考:大阪市城東区の公式サイト「城東区の学校・幼稚園」 2014年7月21日
https://www.city.osaka.lg.jp/joto/page/0000017024.html
永田公園 ~半球体の不思議な遊具に釘付け! 様々な年代が遊べます~
Osaka Metro「深江橋」駅の北側にある永田公園は、たくさん遊具があるのが魅力です。
印象的なのは、半球体の不思議な形の遊具。
外側はクライミングウォール風にのぼることができ、内側は緩やかなすり鉢状のすべり台。
様々な遊び方が楽しめます。
小さなお子さんには、バスケット型ブランコや小さなすべり台、柵が設置された砂場、ベンチなどがあるコーナーがあります。年代を問わず、たくさんの子どもたちが遊べる公園です。
蒲生公園 ~スポーツに最適。ワンちゃんの同伴もOK~
大きな野球場が併設する蒲生公園は、市民スポーツの場所として人気です。
運動会やイベントなどにも使用され、区民の憩いの場になっています。
ハナミズキの名所としても有名で、春になると見事な花を咲かせます。
ほかにも桜や銀杏の樹々もあり、四季折々の楽しみ方がある公園です。
遊具も充実しており、ペットのワンちゃんの同伴もOKです。
放出せせらぎの里(放出下水処理場 屋上庭園)~走り回って遊べる芝生広場が楽しい~
「放出下水処理場」の屋上にある公園です。
下水処理場は大阪市で8番目のものとして昭和42年に整備され、その後、地域の人々にも下水処理場を身近に感じてもらえる場所として、平成17年に屋上庭園として緑化整備されました。
遊歩道のわきにはせせらぎが流れ、家庭菜園、ハスの池、走り回って遊べる芝生広場などがあり、トイレも完備されています。
屋上とは思えない風景が広がる都会のオアシスです。
外出先で授乳やおむつ替えをすることができるスペース「赤ちゃんの駅」。
赤ちゃんの駅として登録されている施設について、お手持ちのスマートフォン等で位置を確認することができます。
自治体(市町村名)または施設名を入力して検索してください。
赤ちゃんの駅マップ
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=13EQaHJ5j7CGpT7hiwW7CpYSfrADSbQY&
大阪府では、次世代育成支援の一環として、社会全体で子育て世帯を応援する機運の醸成のため、18歳未満の子どもを育てている世帯を対象に、企業等の協賛により、シンボルマークのついた携帯電話画面や会員証(カード)などを店舗で提示することで、割引・特典などのサービスが受けられる「まいど子でもカード」事業を実施しています。
子育て応援サポート まいど子
https://osaka-pass.jp/
大阪市内在住の小学5年生~中学3年生を対象として、 子育て世帯の経済的負担を家庭の状況によらず軽減するとともに、こどもたちの学力や学習意欲、個性や才能を伸ばす機会を等しく提供するため、学習塾や家庭教師、文化・スポーツ教室等の学校外教育にかかる費用月額1万円を上限に助成する事業を行っています。
主に乳幼児をもつ親とその子どもが気軽に交流できる場を提供し、育児相談や情報提供など、子育ての負担をやわらげ、安心して子育て・子育ちができる支援を行なっている、城東つどいの広場。
0歳から18歳まで自由に利用可能。
就学前の子どもは保護者同伴で利用できます。
広場の建物は昔ながらの木造で、あたたかい雰囲気に癒されます。
開催される企画も、だっこで絵本、親子あそび、親子体操、親子で工作など、懐かしくて楽しい、親子の絆を育むものが豊富。
季節の行事として節分、ひなまつり、七夕まつり、クリスマス会なども開催しています。
子育ては、キラキラとした楽しいものばかりではありません。
つらいとき、しんどいとき、かなしい気持ちになるときもたくさんあります。
もしもご自身が、「これって、虐待をしているかも・・・」と感じたら、決して一人で悩まずに、『児童虐待ホットライン』へ相談を。
(秘密厳守。ご相談者のプライバシーは守られます)
もちろん、子どもへの虐待を目にしたとき、「虐待ではないかな?」と気になる子どもを発見した場合も、『児童虐待ホットライン』まで連絡を。
(匿名可能。ご連絡いただいた方のプライバシーは守られます)
大阪市では、こども相談センターに24時間365日体制で児童虐待の通告・相談に対応する児童虐待専用電話『児童虐待ホットライン』を設置しています。
児童虐待ホットライン(フリーダイヤル・24時間365日体制)
0120-01-7285
思いがけない妊娠に悩まれている方に寄り添って、しっかりとサポートします。
大切のからだのこと、お腹の赤ちゃんのこと、生活のことを、一緒に考えてくれる。
(秘密厳守・匿名での相談も可能)
専用相談窓口 母子生活支援施設 ボ・ドーム大念仏(ボ・ドーム ダイヤモンドルーム)
電話 06-6791-1324
ファックス 06-6791-1325
大阪市城東区は、都会のオアシスのような公園が身近で、小児科専門医が在籍する病院や小児科が豊富。
子育て支援も充実しており、小さな子どもがいる子育て世帯も安心の街です。
また、保育園の待機児童もゼロで、共働きの子育て世帯にとっても住みやすい街だと言えるでしょう。
これから大阪市で子育てをしたいと考えている方は、ぜひ一度、大阪市城東区も検討してみてください。
2024.10.28
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