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株式会社しんやま工務店です。

本日は、お家を建て始める前に行う「地盤改良工事」の様子です。

                 

皆様がお家を建てる土地それぞれの場所にもよりますが、地盤が弱い土地はせっかく建てたお家が沈下したり傾いたりしないように改良を施す必要があるんですね。

大阪市内は大体のところが地下水を含んだり、砂地であったりと地盤の弱い地域が多いので、検討されている方は念頭においておく必要がありますし、予算も組んでおく必要があります。（改良の必要が無ければラッキー、備えておいて損はありません。）

地盤改良にも種類があり、土地の表面をコンクリート系固化材で固める表層改良と、鋼管杭や固化材を使って地中に柱を形成する柱状改良と土地によって様々な方法があり、建てるお家によって必要になる方法やボリュームが変わってきます。

弊社のモデルハウスは地盤調査の結果、「ハイスピード工法」という砂利で石柱を形成する改良方法で施工しました。

                 

この「ハイスピード工法」環境にも優しい改良法なんですよ。

コンクリート系固化材を使うと、土地の状態や含有物質によっては「六価クロム」という有毒な物質が発生する可能性がありますし、鋼管杭は他の工法よりコスト高になってしまいます。

この工法は砂利を使っていますので六価クロムの発生はないですし、鋼管と比べて７割くらいにコストも抑えられるので、調査の結果、使える場合はご案内しています。砂利を使っていることで耐久性は？と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、しっかりと耐久性も問題のない、承認の取れる安心の工法です。（この夏着工予定のお客様もこの改良法を行います。）

しっかりと地盤を安全な状態にして基礎工事にとりかかっていきます。

～次回；基礎工事着工～