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R+house モデルハウス建築中~高性能住宅に欠かせないもう一つ~
閲覧ありがとうございます。
株式会社しんやま工務店です。
本日はですね、工程の1つにはなるんですが、弊社で採用しているある商品を御紹介致します。
閲覧いただいている方の中に高性能住宅に必要な要件を御存じの方はいらっしゃいますか?
高性能住宅に必要な要件とは、
断熱性・気密性とあと1つあるんです。
それが計画換気です!
今の法律では、お家やマンション等換気設備を設置しないといけないんですが、この換気設備にもいろいろ種類がありまして、大きく2つに分かれます。
機械を使うか、自然に入ってくるかの2つです。
この2つの組み合わせで3つに分かれるんですが、空気を取り入れるのをどちらも機械で行うか、自然で行うかの2つと、排出だけ機械で行うかの3つになります。
この中で、マンションや賃貸物件に住まわれている方は、排出だけ機械で行う「3種換気」という設備がお部屋についていると思います。
壁に押したらパコパコ動く蓋がついてるのが給気口でして、おおよそお風呂の換気扇が24時間換気になっている場合、機械で排気している箇所になります。
この換気設備がついているお家に住んでいる方は、お家で過ごされている時を思い返していてください!
弊社では3つの換気設備の中から、すべて機械で吸排気を行う「1種換気」を標準採用しています。
弊社で標準採用していますのがマーベックス社の澄家という換気設備です。
全て機械で管理して、計画的に換気を行う設備でして熱交換率は80%以上です。
なんか「熱交換率」という聞きなれない言葉がでてきましたね!
この熱交換率、換気をしている時に空気中の熱エネルギーだけを交換できる比率を表しているんです。
ここでマンションでお住まいの方、思い返してください。
冬場や夏場に、吸気口から不快な温度で空気が入ってきませんか?その空気を室温にするためにエアコンがフル稼働していませんか?
損なことに、自然吸気の場合、外の温度の空気が入ってきてしまうので、エアコンが頑張る、イコール電気代がかかるということなんです。
温度が変わりにくいことで、エアコンの頑張り度が減り、省エネにつながるんです。もっと響きを良くすると「電気代が安くなる」んです!(笑
ここでツッコミが入るところかと・・・この澄家を動かすのに電気代がかかるやん!!
澄家の電気代は平均して年間約6千円、月約500円です。エアコンフル稼働とどっちが安いでしょうか?
弊社では、メーカーに吸気口と排気口の最適な設置場所を設計してもらっていますので、常にクリーンな住環境になります。
機械の説明は以上ですが、もう一つ重要なことがありまして、気密が大事なんです。
くどいですが、それだけ大事なんです!
気密性能が悪いとショートサーキットが発生してしまい、うまく換気が出来ないんです。
ショートサーキットとは?
皆さんも一度は経験してると思いますが、ジュースを飲むときにストローが破れてうまく吸えないなんてことないですか?
お家の隙間が多いと同じ事がお家の換気でも発生してしまうんです。
そのため、快適なお家にするためには断熱・気密・計画換気はすべて揃うことが大前提なんです!
いやはや熱弁してしまいました、、、。
長文でしたが最後まで読んでいただいた方々、ありがとうございます。
次回は、いままで重要だとお伝えしてきました、気密性能について、ご紹介致します。
お家の隙間ってどうやってわかるの?~次回、気密測定~