結婚やお子さんが生まれると、賃貸住宅では手狭になってきますよね。
子育て層に人気の3LDKなどの広めのマンションを購入したいところですが、価格が高く、今後の事も考えるとなかなか手が出ないもの。
そこで、中古マンションを検討する方も多いのではないでしょうか。
本記事では中古マンションを選ぶポイントを、詳しく解説しています。
また、大阪市城東区で購入を考えている方向けに、築年数別の相場をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
中古マンションの購入を検討する際は、はじめに希望するエリア周辺の物件相場を調べるところから始めるのがおすすめです。
おおよその価格帯を知ることで、購入へ向けてイメージが膨らみますし、価格交渉するときの材料としても使えます。
他の物件相場を調べる
中古マンションの価格はおもに「立地・広さ・築年数」の3要素で決まります。
間取りや付帯設備、共有部分のサービスの違いなどは、物件価格にそれほど影響を与えません。
まずは、購入後に変更できない「立地・広さ・築年数」を意識しながら、周辺の物件を調べると相場価格を理解しやすくなります。
相場の推移を確認する
不動産の相場は、価格が「割安なのか、割高なのか」について判断する目安になります。
一般的に不動産価値は、築年数が増えるほど下落します。
一方、物件の近くに新駅や幹線道路ができてアクセスが改善したり、近隣に大型モールができることによって、逆に評価額が上昇するケースも。
また、景気の動向や金利の変動は、全国的な不動産価格の変動を引き起こします。
こうした相場の推移をしっかりチェックしておくことで、高値での購入を避けることができます。
お得な購入時期を狙う
東京ではオリンピックに関連した再開発事業の影響で、2018年頃まで新築マンションと中古マンションの価格が上昇しました。2019年に入り横ばいとなりましたが、オリンピック後の2020年以降は一転して価格が下がるといわれています。
このように大規模イベントは、不動産価格に影響を与える要素のひとつです。
大阪市では2025年、大阪万博が開催されます。それに伴い、施設の建設やインフラの整備などが計画されており、中古マンションの価格に影響を与えると考えられます。
こうした国や自治体が公表する開発計画などに目を通しておくと、お得に物件を購入できるタイミングが見えてきますよ。
価格交渉を行う
多くの物件では価格交渉を見込んで、売り出し価格をやや高めに設定しています。
そのため、中古マンションの取引は、売買サイトで表示されている価格より安くなるケースが多いです。
不動産屋の担当者や売り主との交渉次第で、数十万円の値引きを引き出せることも。
周辺エリアの相場や競合になりそうな物件情報を持っておくことで、価格交渉を有利に進める材料として利用できます。
ここからは、大阪市城東区の中古マンションの相場をご紹介します。
物件相場は国土交通省が運営している「レインズマーケットインフォメーション」を使い、直近一年間に売買された価格情報をもとに計算しました。
そのため、実際の売買価格に近い数字となるためぜひ参考にしてみてください。
※専有面積は今回の調査で最も多かった70㎡で計算しています。
築年数5年以内
築年数5年超10年以内
築年数10年超15年以内
築年数15年超20年以内
築年数20年超
中古マンションの相場から分かるとおり、大阪市城東区は価格が下がりにくいエリアだといえます。
この地域は、大阪市周辺では比較的治安が良く、人気のあるエリアです。
過去1年間に取引された物件の多くが2LDKから3LDKであることからも、子育て層が多いことが分かります。
不動産データ調査会社の東京カンテイによる「中古マンション価格と各指標推移」では、大阪市中古マンション70㎡あたりの価格の推移が確認できます。
2014年末は2200万円台でしたが、2019年には3250万円まで上昇しており、2015年以降中古マンションの価格が上がり続けています。
今後数年間は、大阪万博の影響もあり引き続き価格が上がっていくされており、中古マンションの購入を検討している方は、今後の推移に注視していきましょう。
ここまで、中古マンションを選ぶポイントを詳しく解説しました。
希望のエリアが決まっている場合は、ご紹介したHPなどを参考に、周辺の相場価格をチェックすると、購入のイメージが湧きやすくおすすめです。
大阪市城東区で中古マンションを検討されている方は、築年数別の中古マンションの価格もぜひ参考にしてみてください。
2019.07.04
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